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【液タブ VS 板タブ】両方を使ってみて

どうもなるしゅです!驚くほど久しぶりの更新。最近思ったことを書き残して置こうと思います。
過去の自分の記事を読んだら愚痴しか書いてないですね…今回は使用感想まとめておきます。
両方使ったからそこわかるかもしれない感想です。写真や比較を交えながら。

次回予告 アナログ編、つけぺんvs液タブvs板タブ 総合線画比較対決!
1周間前に、初のつけペン購入。果たして液タブや板タブのペン入れとどう効率が違うのか。
IMG_0614.jpg

話は戻りまして、液タブと板タブのお話。過去の使用履歴。

[ワコム製品仕様履歴]
(板タブ)bambooS、intuos3、intuos5Mサイズ、intuosCTH-680
(液タブ)Cintiq 13HD、Cintiq 21

【板タブメリットとデメリット】(※大体ネットで言われてる事ですが)
・どれもモニターに依存するが、発色がダイレクトに伝わる、細かい場所も見やすい。
・パソコンを選ばず使用できる、取り扱いが容易。耐久性がある。
・感覚で描くので、無意識に大体この辺りに線が引けるだろうなという感覚が必要。
・拡大して描きがちなので時間がかかる。
【液タブのメリットとデメリット】
・直感的に描けるので全てが紙に描く感覚でストレスフリーで描ける。
・「楽しさ」や「描いてる」という感覚は板タブの比ではなく、楽しい。
・発色や色が思っている色とかなり違う事がある。
・場所を取る、他のPCへの互換性も確認が必要。熱で寿命が怖い。
 
 先に結論から。板タブにおける一番の重要点は、板タブとか性能より、
メインで使う画面の「サイズ」と「発色」
だと思います。
モニターは、とにかく大きめでなるべく発色のいいもので値段を惜しまない方がいいです。
 更に、板タブサイズを選ぶポイントは、実際紙に絵を大きく描くか小さく描く派なのか

 自分でA4サイズの紙に落書きしてみて、無意識に腕でストロークしてたり紙に大きく描く人は
モニターサイズに合った大きさのサイズ(20インチまでならS、20インチ以上はM以上等)
逆に、A4サイズにあまり大きく絵を描くのが得意ではない人はメインモニターが大きくても、
冗談でもなく本当に、小さめのペンタブの方がいいと感じました。
モニターとの大きさが違えばそれだけ描写距離に差が出るわけですが、
見方によっては、「小さいストロークで綺麗な長いストロークが描ける」ともいえます。

 というのもCintiq 13HD液タブ21を触った後、メインモニタ27インチで、
板タブCTH680Mサイズを使うと滅茶苦茶使いやすいんです、ただただ驚愕でした。
 なるしゅは大きく絵を描こうとすると、バランスを保てないので小さく描く派です。
これを念頭に入れず、「大きければ描きやすくなる」という確信に近い固定概念があったのです。
21画面サイズで絵を描くと、それだけ慣れてない大きな動作で描く事になりました。
大きい事は確かに「描きやすく」はなりますが、大きい事が全て良いことではなく、
自分の描く動作を基準にした方がいいと感じます。色の比較についてです。

・よく言われる発色の違い<左:液タブ(出来る限り色味調整済) 右:メインモニタ(キャリブレーション済み)>
IMG_0609.jpg IMG_0610.jpg

描いている途中の未完成の絵をごめんなさい。
考えをまとめれるうちに書いておこうと思いこのタイミングになりました。
どちらも同じ表示です。左が液タブ・右がメインモニターとなります。色調整は両方調整済みです。
液タブの方が黄色気味の肌に対し、実際色合いはゾンビのような肌色です。
更にモニターと液タブで輝度も違います。微妙に色合い感覚に影響します。

 こんな意見もあるでしょう「別にその都度確認しながら調整すればいいじゃん」
色調補正しながら確認という作業、全てのパーツと部位に発生します
更に確認の手間と思い通りの色を置いてるつもりで全然違う色になるストレスは半端ではありません
最後に色調整をまとめたとしてもレイヤーの数=色調調整数になります。
これが、板タブだと実際の色合いを直に感じながら描けます、余程悪いモニターでない限り。
色調補正も最小限の数で済みます。
また、液タブは画面が大きく作業領域も広いので、拡大・縮小を板タブ程使いません。
ただ、問題が出てきます。板タブに比べて思わぬ所が抜けてたり、ドット単位で飛び出してたり。
板タブは頻繁に拡大縮小するので小さいミスにも気が付きますが、
液タブは気が付きにくく完成後に気がついたりしました。

IMG_0612.jpg IMG_0620.jpg

下は板タブ、左が27インチ・右が液タブ21インチです。デカい・場所を取る・重い・熱い!
見る人が見れば凄く羨ましい写真ですが、正直売ろうかなとも考えています。
「楽しさ」だけでみれば「線をダイレクトに引く」「今絵を描いてる」感は板タブの
感覚に頼り線を引く事がないことにより、線を引き直す工程も減るのでその分は楽しいです。
ただ色塗り、細かいところの修正等は手で隠れたりしない、
画面の色味が少し違う事のストレスが少ない板タブの方が描きやすいです。

 そしてパソコンの互換性です、モニターを指す箇所が2つ要ります。
液タブのみの接続だと、色確認等はできないからです。
ちょっと安価なパソコンだと一つしか指す場所が無いものもあり、
板タブの方が取り扱いが楽という点があります。
熱も少しの間つけてるだけで結構放ちます、軽く暖房器具です。

13HDと21液タブだと色味は13HDの方がかなり差異は少ない感じでした。
13HDは軽い・描きやすいのですが、反面ケーブルが邪魔。
描写範囲が狭い(見てる範囲も小さい)描写だけならともかく、
見てる範囲まで狭いとミスにも気が付きにくくなります。
さらに13HDはツール表示でさらに描写領域が圧迫されます。
凄く絵を描くことが楽しい反面、もう少し画面が大きく、コントラストも強ければ
全てに置いて板タブより描きやすい事は間違いありません。

両方持ってると絵を描くという「楽しみ」を重視するか「効率」を重視するか、
気分によって描きわけるのが一番いいのかもしれません。
大きければいいものは液タブでも板タブでもなく、モニターだけです。
次回は液タブ線画に満足しなくなりつけぺんに手を出したなるしゅの話です。

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